介護者の身体的負担軽減や腰痛予防及び要介護者の尊厳の確保と自立支援を図るためのリフト等、 福祉用具の導入を推進するために必要な知識及び技術を修得するリフトリーダー養成研修(以下、「養成研修」という。) を行い、リフト等の使用に関し指導的役割を担う人材を養成することを目的とする。
① 施設等に所属する職員または事業主で、福祉用具に関心を持ち、リフト等を導入して職場内の介護者に対し腰痛予防対策を積
極的に推進しようとする者
② 福祉用具関連事業者で、リフトをはじめとする福祉用具を導入することによって、介護者に対し腰痛予防対策を積極的に推進
しようとする者
③ その他、特に研修受講の有効性があると理事長が認める者
リフトリーダー養成研修は、集合研修を2日間行う。
1日目(講義)科目 | 科目内容 | 時間 | |
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第1部 | リフトリーダーと助成金制度 | 〇リーダーとしての役割と心構え 〇各種講習と考え方 〇助成金制度の概要とポイント 〇腰痛予防対策チェックリストの活用 |
1.5H |
第2部 | 腰痛の原因と対策 | 〇介護者の腰痛発生状況とその原因 〇腰痛予防に関連する法令、指針など 〇腰痛予防対策 〇労働衛生管理のすすめ方 〇機器導入効果の検証方法 |
1.5H |
第3部 | 介護作業とリフト | 〇吊具の種類と特徴 〇リフトの種類と特徴 〇介護作業のアセスメント 〇次回実技の概要説明 |
3.0H |
科目 | 科目内容 | 時間 | |
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第4部 | 移乗関連用具指導法 | 〇リフト等の使い方 〇リフト等の指導法 〇機種別(選択)実技 〇個別相談 |
6.0H |
理事長は、養成研修修了者に「リフトリーダー養成研修修了証書」を交付する。